うどん部 武蔵野うどん編

うどんは小麦粉でできてるのに、いろんな味や食感がその地方地方でいろいろあっておもしろい。そして小麦粉はとっても偉いよなあ。お米があんまり取れないとこでも小麦粉が取れて、それを食べておなかをいっぱいにしたり。まぁそれ言っちゃあ蕎麦もなんですが、小麦粉はいろんな料理になるとこで一歩リードだと思うの。
という意味のわからん小麦粉礼賛コメントで始まりましたが、ずっと行きたいなと思っていた武蔵野うどん食べ歩きに誘われて行ってきました。東京から一番近い名物うどんといえば武蔵野うどんだからです。しかも武蔵野ってすっげ広いのな。かと言っていろんなとこで武蔵野うどんが食えるというわけでもなく、特に東村山とか西東京市とか西武グループが幅を利かせてる方で食べられます。
んと、まずはきくやの本店。ここは武蔵野うどんでは超有名店なんだそーです。今回は全部おまかせだったので実は良くわかってません。ふふふ。外から店の中をのぞきこむとおばちゃんがちゃっちゃか忙しそうに働いています。メニューを見るとL、LL、3L、4L、、、、とこのLというのはなんのLなのでしょう・・・全然わからない。いったいどの量を食えばいいのやら。まぁ一番小さいのがいわゆる小じゃないかと。それを頼みました。ちなみにあとのバリエーションは、肉汁+かきあげかミックス(さらに海苔がプラス)となっております。あ、冷汁もあったな。でももう12月だからね。うん。というわけで、Lのミックスをいただきました。

こんなセットででてきます。後で聞いたらLは子供サイズだってよ!(笑)。おっちゃんとか「7つ」とか「5つ」とか頼んではったんで、女子でも3つぐらいはいけると思います。あと武蔵野うどんの特徴として、つけ麺が多いそうです。ほんでもって粉は地粉。ここはどうだったかしら。麺はちょっと塩味がきついです。ではひとくち。ず・・・・ず・・うう吸い込めない(笑)。麺の表面がごつごつしてるのでのどごしは良くないですね。でもゴツゴツしていて粉を食べる感じがすごいします。加水率が低いんだろうな。麺はこんな感じ。幅は普通かな?

きくやさんの薬味はちょっと変わっていて、

生姜にネギはおなじみですが、そこに大量の柚子の皮に青菜の茹でたの、あとわさび。わさびかぁ・・・しょうがにわさびかぁ・・・。それはちょっとううんーというわけでわさび以外を投入しました。汁のお肉が豚バラなので甘さがあるんで柚子とか生姜とかあいますね。
しかしなんだな。しょっぱい。うどん自体がしょっぱい上につけ汁がまたつけ汁だけにしょっぱい。相乗効果でかなりしょっぱいんですよ。だから小麦の味が消されがちでもったいないですね。うん。でもうまかったです。蕎麦でも十割蕎麦みたいなガッツリボサボサしたのは割とスキなので(しかしさぬきうどんはのどごし派)、武蔵野うどんは小麦を食ってる!という感覚に満ちあふれていていいですね。
続く。