04,05 - 康本雅子「チビルダ ミチルダ」@アサヒ・アートスクエア

で、本当の目的は上野ではなく浅草だったわけで。昨日と今日と2回見てきました。ずっと康本さんのダンスを堪能したかったので、1回じゃ足らんだろう、と見越しての2回分。康本さんはすごいリズム感ですね。どんな曲でも必ずどの部分かのリズムにはビシっと合わせてビートを刻んでる。そういう意味では優秀なミュージシャンであり、ダンスの構成もかわいくてファンタジーがあり、かと思えばものすごい毒を含んでいたり、グリム童話のようで、そういう意味では作家さんであり、いろんな感情を顔だけじゃなくて身体全体で表現できる俳優さんであったり、すげえ才能が段々に入ってるんだなあのしなやかな身体に。いやあ、そんなグダグダ言うのもヤボじゃねえかと思い直すほど単純に楽しかった。一緒に体が動きました。あと、吉村和顕さん(多分。男子のウサギさん方)に目が釘付けでした。半分以上白目で踊ってて、それだけじゃなくて感情がちゃんと動きに反映されててすごい楽しかった。ダンスは、というか、身体表現はキレイに見せるだけじゃダメなんだなということがすごいよくわかりました。