うまひ

Aちゃんが東京に来ているというので、月デの方々というか若干2名の国民の方々と食事会へ。御茶ノ水、ということでkくん提案の「山の上ホテル」へ。ここは名だたる文豪の方々*1が缶詰になるホテルらしい。そのイメージどおりの佇まいであり、ホテルのロビーでは出版社の人が打ち合わせをしている・・・幻想を見てしまいました。そんな山の上ホテルのてんぷら「山の上」。ここも名だたる文豪*2に愛されたてんぷらや、らしいです。2人がそう言ってたので間違いない。私は海老アレルギーなので、てんぷらやに行く、という食事の選択肢は、ひとりでいる場合ほとんどないですが、人がいる場合は別で、そういう店にも行けてありがたい。海老が食えない旨おつたえすると、海老3本の変わりにハモとハゼが出てきた。2人のうらやましそうな目。そういう点でもうれしい。ここは食べ終わったちょうどいい頃合を見計らって次の揚げたてのてんぷらが1,2点運ばれてくる。魚はほわほわで、野菜はいい感じに半生でジューシー。油の香りさえかぐわしい。味のアクセントで出汁を使うぐらい*3で、後は全て塩でいい。最後のご飯に赤出汁も上品でうまい。店は気取ってなく、うすぼんやりしておらず、うるさくなく、窓の外には明治大学。それがいい。心置きなくレモンと美味しいんぼの話ができるから*4。一番安いコースだったけど、量的にはこれ以上は食えないのでそれもまたちょうどいい。お店の店員さんも渋谷直行の私の格好を見ても差別せず、すばらしかったです。本気で高いけど、ここのてんぷらならまた食べたい。
祝日の御茶ノ水〜神保町は店の閉まるのも早い。さまよい歩いてたどり着いたのはTOKYO DOMEが見えるTOKYO DOME HOTELのバー。ドレスコードがあるわりに、入店できればそれなりに庶民的。この辺からワタクシ満腹による睡魔におかされ、意識も朦朧と。すいません。だってお店暗いし。私は下戸なのに酒のみが行く店*5に行くのが好きすぎるので、酒飲みの友達がいるとうれしい。特にこの2人と行くと、いい香りのお酒を頼むので楽しい。東京におけるデートコースの考察や、フロリダの色あてなどして楽しむ。

*1:主に山口瞳かと思われ

*2:主に山口瞳かと思われ

*3:てんぷらにつけるというより、大根おろしを出汁に浸してそれを食うのが主

*4:主に私は聞き役

*5:バーや焼き鳥や、そばやなど