茶の味を見てきた

昨日の利便時で「茶の味」を見た。壮絶な片思いだった。成就。思えばワタクシ、石井克人監督の作品は意外と意識せず見ている。監督買いが主な映画の見方のワタクシにしては意外なんですよ*1。しかもちゃんと作品名とかキチンと覚えてる。いっつもちゃんと覚えてないんですよ。そのわりには好きな監督は？の問いには名前が出てこない不思議な監督の私内位置です。しかし最近ですね、こう、なんと言いますか、このようにゆるゆるとした時間の流れてる映画を見ていると、所在ない感じがしてしまうんです。すっごい事件とか起こらないよ？いいの？ピストルとか出てこないし、誰も自殺しないよ？みたいな。ちょっと病気かもしれない。しかもどちらかというと、なんにもないけどなんかある日常とか、生活の中にあるちょっとしたファンタジー、とかすごい好きなの。乙女だし、私。こういう時だけ一人称、私だし。結局、ドラマの見過ぎなんじゃないかな、って結論なんですけどね。映画って最終的にはオチてなくてもそれなりに大丈夫なんですけど、ドラマはね、毎週毎週見続けて、結局ちゃんと落ち着くとこに落ち着いてくんないと収まりつかねーよ！おらー！っていうね、そういう病気かもしれないです。あと「日本映画が最近全部似ててさあ」みたいな映画評論とかも、もう一切どうでもよくなりました。その作品にしかない映像があんだから、その監督にその役者にしかできねえもんがあんだからそれでいいんじゃねえかと。ああスッキリした。すごくスッキリしたよ。たまには映画館で映画見ないといけないよ。それと「茶の味」のハジメくんは弟ドリームをものっそり刺激しやがりますんで、そういう女子はキュンキュンしっぱなしになっていいと思います。弟ドリーム炸裂です。弟ビームです。ああでも幸子も妹ビームトルネードです。がんばれ！ねーちゃんがついてんど！みたいな。DVDになった時に家でなめるように見たいなと思いました。「茶の味」の感想を求めてきた人には苦行ですね、この文章。だって私のことしか書いてないもん(笑)。

*1:あ、これ石井監督なんだ？みたいな。知らず知らずに何作も見てる。改めて書くとひどいですね