長い上に日にちも違うけど関係なく書いていきますよRISING SUN ROCK FESTIVAL 2006 in EZO 2日目

ライブまで

1日目はテント張ったけどホテル泊でした。だってもうオバハンやし。体力続かないのん。なのでがんばって起きて電車とバスを乗り継いで会場についたのは13時前。11時過ぎには出たのに、バスが超混んでたから1時間半ぐらいかかったわ。気が気じゃありませんでした。だって今日1番最初のバンドは前で見たかったんですもの!!

真心ブラザーズ

このバンドのためにチケットを取ったと言っても過言ではないですよ。REDの一番手を飾るともなれば最前列狙える…キラーン★と思ってたのですが、急いでREDに行ったら既に体育座りのお客さんが絨毯のように・・・いや負けませんよ。そこをずいずいと前から2列目ぐらいに。開演30分前ぐらいにはみんな立ち上がってきゅうきゅうしてました。その中30分待ちました…くぅー。時間が来て、例のあのSEが流れ、一番最初にステージに出てきたのがサクちゃん。他のメンバーがイヤがって出てこない(笑)。お客さん爆笑。その原因は秀俊モード06夏にあったわけだが(笑)。これは噂のFUJI ROCKでの歌のお兄さんモード?肩に鳥、乗ってますよ?そんなことはともかく(ともかく?)。ライブはもうすばらしいのヒトコト。曲が盛り上がらないわけがない選曲。「Dear, Summer friend」→「Endless Summer Nude」ってなにそれ?やりすぎじゃね?(笑)。「空にまいあがれ」は何度も聞いてるんだけど、なぜだか今日はグッと来てしまった。でも目の前にいるサクちゃんが目に入った瞬間、涙がシュッと引っ込みましたが(笑)。前にいたので後ろが全然見えなかったけど、「EVERYBODY SINGIN' LOVE SONG」ん時とかすごい盛り上がってた、らしい。前でも見たいけど後ろからも見たかった。贅沢な悩み。書き忘れたが今回はKey.が文明さんじゃなくて、スカパラの沖さんでしたよ。昔、沖さんがkey.やったことなかったっけ?最後の超長いkeyソロで少しスカビート弾いてたりして。文明さんの不思議なダンスが見られなくて残念だったけど(笑)、沖さんのKeyだとノリが若干横な感じがしておもしろかったです。
ここで燃え尽きまして(笑 まだ2日目1バンドめだっつーの)、洋服が上下ともジットリと…。あとご飯食べてなかったんで、民生くん見るのを諦めてご飯タイムへ。昨日から目をつけてたジンギスカン丼をいただきました。うまかった。でも民生くんもムーンライダーズも見たかった…。

米米クラブ

なおさんが「米米、見るよ」と言ったので・・・・・ハッと思い出しました。そういえば自分、米米すごい見に行ってたじゃん!!そうだよそうだったよ。それを思い出したら突然楽しみになりまして、wktkしながら始まるのを待ってました。さすがに人数多いから自分たちでサウンドチェックするんだなあーなんてぼおーっと見てたらそのまま本編に突入。最初の方に「浪漫飛行」を持ってくるあたりさすがのエンターテインメントショウだなあー懐かしいー。と思ってたら次の「君がいるだけで」であっさり寸止めお客さんすっかり置いてけぼり(笑)。これまたこの感じ懐かしいー。つか、結構踊り覚えてるなあー。あげく、自転車でジェームス登場。キャンディーで媚び売り。フェスでも全然関係なくマイペースですげえ。相変わらず演奏うめえ。なんかもういろんな感心と感動が!!「WELL COME 2」の踊りがかわいくて覚えたいなぁーと思ってたら、米米の新しい曲は「新米 CD + 新舞 DVD」付きだった!!これは欲しい!!

WELL COME 2 (DVD付)

WELL COME 2 (DVD付)

すっかり楽しみました。これまた真心の上塗りで汗だく。すげえ気持ち悪い(笑)。というわけで、テントで着替え。いいよテントいいよ。

rei harakami feat.矢野顕子

夕暮れの過ぎのMOON CIRCUSに行くと「5分早いけど始めまーす」とハラカミくん。フェスで巻きで始まるってすごいな(笑)。ハラカミくんのアルバムはここ1ヶ月、ほんとヘビロだったんで、その曲たちがこうやって野外で解き放たれるように演奏されているのはなんとも気持ちよい。ハラカミくんの演奏はいったいどんな仕組みであの音が鳴ってんだ?手元の動きと音が連動してるのを見るとどうも生演奏っぽいが…(笑)。で、場が暖まったところであっこちゃん登場。この曲歌っちゃうんだ!?って思わず口に出して言っちゃった「owari no kisetsu」。これは・・・ずるい(笑)。ステキすぎる。夜空に吸い込まれるような音楽。あっこちゃんのソロではなんといっても「ROSE GARDEN」。この曲は「びっくりしたな、もう」っつう真心の桜井くんが昔組んでたバンドがカバーしてまして、「See Ya!」っていうオムニバスに入ってるんすけど、この曲がなかなか良くてスキだったんですよ。んで、このシチュエーションで「ROSE GARDEN」のオリジナルに出会えるとは!!!ものすごい感動。しかもあの複雑で早いイントロ、ピアノで弾いてるよ!!!ああ、すごい。すごいうれしい。ほんとに神様ありがとうございます。その後もあっこちゃんは花火に合わせて「ごはんができたよ」を弾いて、これがまた花火とベストマッチ!ものすごい奇跡が起きた瞬間(いいすぎ?いいすぎじゃないよね!!)。その後またハラカミくんが出てきて、1曲。ハラカミくんは矢野さんのこと、崇めるだけじゃなくて、すごいおもしろい人として認識してるのか、遠慮無くつっこんでて、京都人やなぁーと思いました。ボケとツッコミ、ちゃんと揃ってるステキユニット「ヤノカミ」でした。またこのふたりでライブやって欲しいな。

マルコス・スザーノ沼澤尚+迫田悠(VJ)with フェルナンド・モウラ、森俊之勝井祐二

22:00からなので、それまでの間どうしよ?と言いつつ、REDのKODAMA & THE DUB STATION BANDを遠くから眺めて後、今回初めてのBOHEMIAN GARDEN。ここも前より遠くなってる気が…(笑)。ほんとに良く歩かされるわ。BOHEMIAN GARDENはほんとにのんびりしてて、芝生の上にあぐらかいて座ってぼへーっとステージを見てました。そういえば、アコエレ、見れなかったなぁ。あ見たかったなぁ。
このセットはアッパーな演奏かと思ってたら意外にゆるーい感じでした。ものすごいネムーが背後から襲ってきて気持ちよくwelcome to 眠りの世界に。危ない危ない。まだ夜は長いよ。というわけで、ここの記憶はあまりありません(笑)

RYUKYUDISKO

マルコス・スザーノと仲間たち(笑)を後にして、RYUKYUDISKOで踊って眠気を覚まそう!とMOONに移動中、急にソフトクリームが食いたくなり、探していたらそこにはもっと前から探していたとうもろこしが!!そいでもってそこには足湯が。例の靴のせいで足がたいへん疲れていたため、こりゃーいいや、と足湯につかりながらもろこしを食らう。食らい終わったのでMOONに移動。後ろの方で少し踊っていたのですが、足湯効果で体がものすごーくだるくなってしまい・・・ハッ、逆効果?

TAIJI ALL STARS

とりあえず疲れたからおばちゃんテントで休むわな、というわけで、テントに戻りまして、道々&テントでSUN STAGEのEGO-WRAPPIN'。よしえちゃん、歌がもうオリジナルとはかけはなれたRAPみたいになってて少し笑った。vocal聴いてるだけでもちょー楽しそうなステージ。
それが終わってまぁちょっと歩けるぐらいに復活したので、EARTH TENTのRadio Caroline。なんの予備知識もなくチラ見しましたけど、ミッシェルっぽかたす。これ禁句?まいいか。
で、それをやりすごしてまたまたBOHEMIAN GARDENへ。夜はずっと歩いている気がする…。ちょうど松雪泰子が歌ってました。女優さんをこの目に焼き付けるぜ!という若人が前へ前へと押し寄せていました。ボクはあまり興味がないので、なんとなあくボーッとしておりましたところ、次に「師匠!」と呼び込みがあって、奥田民生先生が!!わーこんなに早いタイミングで!!超自分タイミングいいわ。ラッキーです。ついまた悪い癖(?)で、前へ前へと端の方から攻めていって結構前の方へ。民生先生の曲から「これは歌だ」「ルート2」の2曲をやったのですけど、こんなに真剣かつぐいぐいギターを弾くエレキの若大将こと奥田先生を久々に見ましたよ。カッコイイッ!こんなにうまかったか、と改めて…(失礼な)。しかもギターおろした瞬間、ヨイヨイの40代おっさんに早変わりしていて、その辺も含めてかっこよかったです。
もう完全におなかがいっぱいになったので、またテントに戻りました(笑)

KEMURI

テントでぼおーっとSUN STAGEのストレイテナーを聴いていた。なんか昔々に聴いたときにあんまりピンとこなかったのですけど、最近になってますちゃんに「いいよ」って薦められてたりしつつ、テントで冷静に聴いてたらすげえ良かったのでごめんなさい、と思いました。もうちょっとちゃんと体力が残っていれば…と悔やまれつつ、この残りの体力はKEMURIのために残しておかなくては・・・。と思いつつ、セットチェンジ中にうつらうつらと眠ってしまい、KEMURIが始まるジングルで起きました。
急いで支度してSUN STAGEへ。足がもうパンパンだし、靴重いし(涙)、もう来年は軽い靴で来ると固く心に誓いつつ、ちょっとづつ前に行くとPA裏が恐ろしい盛り上がりを見せていたので、これまたちょっとづつちょっとづつPA裏の騒ぎに近づく。・・・ふふふふ、おもしろすぎる。なんだここ笑いが止まらない。そのまま高らかに笑いながらまた前の方が騒がしいのでそっちに移動。気がついたらでっかい人の輪ができている中に自分も一緒になってました。こういう時は騒がなきゃ損でしょう。本編が終わって、山本さんが挨拶して、例のU2がかかってもその輪はでっかくなっていき、勝手に客席が盛り上がっていると、KEMURIのメンバーがもう1度出てきてアンコール!すごい!もうRSR参加は6回目ですけど、このタイミングでアンコールってありえない!!ものすごい盛り上がりの中「Ato-Ichinen」。ほんとにねぇ…もう最後の最後に少々激しすぎるラジオ体操だよ、これは(笑)。なんかもうわからないけど、曲に合わせてはねるやら回るやらで、また汗だく。だけどこれはなかなか爽快な終わり方だったな。今までは割としっとりと…じゃないな、うーん、曲がお客さんをやさしく包むように終わってたんだけど、今年は最後まで行ったれ!っていう攻撃的な感じで、嫌いじゃないです。ただペース配分が難しかったです(笑)。

ではまた来年

今年は雲が多かったのもあって、KEMURIが終わってからちょっとして朝日が見えました。去年は結局朝日見えなかったから、まずまずじゃないでしょうか。随時バスの最終がなぜか7:00なので、あんまり休んでるヒマもなくテントの片づけだの、荷物の配送だの、と朝日を浴びつつせっせか働きました。なるほど、テントはこれがたいへんだね。今年はあんまり見たいのないなぁーと言いつつ、結局せかせか見てしまったけど、このぐらいのタイムテーブルはちょうどいいな。あと来年はぜひテントで炭火で焼き物したい!テント泊して朝のラジオ体操もやってみたい!と夢がふくらみんぐ。テント張って見て前よりもフェス感アップしましたもん。雨も2年経験して結構過ごし方もわかってきたし。というわけで、来年も楽しみにしています。この3日間のためにまた1年働きます。