やっとおわったのだ

精神的にきっつい4ヶ月が今日で終わる。というか終わったのだ。だってもう4/1だもの。大人になってこんなに嫌われた日々もない。修行だ、と思ってたがほんとーうに修行だった。でも相手が「よくやった!」などと言って、こちらが「本当にありがとうございました!!!」などと言う。泣き笑い手を振り日々を噛みしめる、なんてエンディングは存在しない。ただただ日々が過ぎることだけをじーっと待つ、そういう類の修行でした。波風をたてない、めだたない、つっこまれない、思い出させない、おもしろい言い方で話をしない、ということにも心を砕きました。忍耐。なんだこの時間は無駄すぎる!と毎日思ってました。時間をお金に変換していると思うことが心の支えでした。そうした日々を無駄にしなかった!と自分をほめてやりたい事柄は、自分に何が足りないのか、あと何ができて何が得意で何がしたいか、ということがわかれた。わかったった!ということです。しかも皆さんに言われてるように「ピンポインート!」ということまでわかってしまい、これはまたひとしきりへこんだりしていました。あと、自分が理想としていたことは、やっぱりみんなが言うように幻想だったということ。自己崩壊がおきるとかなり人にやさしくなれますね★*1。今までの仕事のグチとは違う質のそれを散々垂れ流してしまい、しかもうんうんと聞いてくれたおともだちの皆さんにはたいへんな感謝をしています。
自分が過ごしてきた莫大な時間がなんの足しにもならない、「0」だと思うことが死んでしまいたいぐらいツライことなんだなということが、損しても得とらないと自分は満足できない、たいへん欲深い人間だったということが、わかりましたよ。まぁそんな自分が大っ嫌い!なわけじゃなくて、ふーんそうかそうなのか、という静かな納得なのだけれど。
やっと仕事が終わって帰る時に初めて思ったことが「刑務所から出てきた人はこういう気持ちなのかな?」ということだった。

*1:★=照と変換できる技は誰が考え出したのでしょうかね。