場当たり

今日から小屋入り。毎日ちょっとづつ新しい舞台用語を覚えていってるわけですけど、今日は場当たりというのをやりました。実際にリハをしつつ、照明チェックと音響チェック、タイミング合わせなどをやること、らしいです。とにかく前後前後しながらリハをするので牛歩です。牛歩。ある曲を演奏して、その次の演目に移るタイミングを計るのに、演奏している人たちは最後の一節演奏したら楽器を片づける→次の演目の入口だけやる→もう1回やるのに楽器を出す(マイクもセッティングする)→一節演奏する→楽器を片づける・・・を何回もやらされて、たいへんそうでした。とはいえ、私もちょっと出る→引っ込む→舞台にあがる→片づける→ちょっと出る→引っ込む→舞台に上がる→片づける・・・・を何回もやりました。あと何十分も照明にアタリ続ける、というのもやりました(この間寝っ転がってるだけ)。別にたいへんじゃありませんでした。それよりなにより、これらのシーンに全く関係ない人たちはずーっと何時間も待ってるわけで、それが一番たいへんなんじゃないでしょうかね。ま、でも映画の待ち時間に比べたら大したことないと思います。映画はもうずーっとクランクアップするまで待ち時間あるけど、舞台は場当たりの時ぐらいでしょ?稽古場の時はお茶買いに行ったり、他の稽古ちょっとやってたりできるけど、ここだとできないしなあ。それにしても9/3が初日なのですけど、ほんとにできあがるんでしょうか。ちょっと心配になってきました。できるんでしょうね、きっと。
帰りはみんなでちょっと飯を食う感じだったのに、思わぬ大人数になってしまったのでやるきを出してきました。お稽古が同じ時間に終わることが今までなかったので、こういう飲み会とか初めてでおもしろかった。いよいよ帰る、という時におもむろに「あのさ、メイクが落ちて目の周りが真っ黒だよ」と教えてもらいました。てか、知ってたらもうちょっと早く教えろよ!今日はお化粧道具一式、家に置いて来ちゃったので何も治せませんでしたが。飲み代払ったらお金が全くなくなったのでちょっと悲しくなりました。三軒茶屋で大人数で入れて美味しいお店があったら教えてください。行きたいです。