050.32歳ガン漂流エヴォリューション / 奥山貴宏 // 051.恋は肉色 / 菜摘ひかる

32歳ガン漂流 エヴォリューション

32歳ガン漂流 エヴォリューション

恋は肉色 (光文社文庫)

恋は肉色 (光文社文庫)

菜摘さんの書影がでないのが残念だけど、どちらとも表紙がやまだないちょ先生。そしてふたりとも今この世にはもういない。そしてふたりとも自分のやってること、やりたいことを一生懸命やっていた人。
奥山さんの本はずっと前に買ってあったんだけど、やっぱり読まれへんくて。今、自分が死ぬとわかったら、何をしたらいいんだろう。し残したことがいっぱいありすぎて、死ぬまでに全部終わらせられる気がしなくて、それが一番怖い。というか、実際こないだ自分は死ぬんじゃないか?ということが起こって、いくら「いつ死んでも別にいっかー」と思っていても、やっぱり体中が震えるような恐怖を味わう。それは「死にたくない」という気持ちよりやっぱり「今死んだら困る」という恐怖。そいで、やっぱり何かを残したいと思うんだろうか。旅に出る前に部屋はキレイにしとかなくちゃ。