悪魔の唄(阿佐ヶ谷スパイダース)@本多劇場

千秋楽に行ってきました。うおー胸いっぱいです。途中話にあまり進展のない、伏線の部分はちょっとうつらうつらとしてしまいましたけど(やっぱりかよ!!)、全体的には濃密な時間でした。阿佐スパで後味が悪くない話って初めてかも。あとちゃんと笑えてちゃんとジーンとできたのも…。今まで見たのってなんか…ものすごく見た後重ーいのばっかりだったイメージが・・・。しかしすごい照明ワークが良かったー。舞台の上にお外があった。それもすごーい向こうまでありそうなお外が。人が乗り移ったり、亡霊が出てきたり、背中から煙が出てきたり、舞台の上が非常に楽しかった。怖いの嫌いなのに、人のこと驚かせやがってー!うまいなあー。個人的には圭史さんが最初の方から出てきててうっとり(笑)。ああもうずーっと死なないで出ずっぱりで!!と思った。自分で本書いておいしい役どころをやってるのも良かった。この不純青年が!って感じで。しかしどうして戦争を取り上げたんだろうか。過去ならまだいろいろ時代があるだろうに。ギャグにならないネタだからか。普通に考えて反戦の意味?生き返りに段階がある!っていう設定もおもしろかったな。客出しの1曲目がステキなトラックね!と思ったらスチャダラパーだった。曲は「ECHO リバーブ」だそうです。大根仁さんのページで知りました。買ってなくてすいません。