消失(ナイロン100℃) @紀伊国屋ホール

初、とか声高らかに宣言したが、ロビーに行ったら見覚えがあった。しかも前もナイロンだ。あれは「フローズンビーチ」だったと思う。前から6列目のド真ん中、というどんなにもよおしても最もトイレにはいけない厳しい席だった。ケラさんの脚本はなんかもう安心して観られるというか、はずしがない気さえした。何様だオレは。でも期待どおりどっしりとやってくれる。最後はバッドエンド?でもなぜだか暗い気持ちにはならない。キャラクターがかわゆいからだろうかね。ありえない設定をありえる設定に変えて、うまく全てをつなげていくのはすごいと思う。みのすけさんの半ズボンは、あれはお客サービスだと思うよ(笑)。八嶋メガネ王子はさすがな感じがした。マツナガさんは前にここで見た時は新人女優らしく、キーキーとした芝居だったのに、すっかり女優さんになっていた。だから何様なんだろう、私は(笑)。とにかくステキでした。あのカーテンコールでもあんまり笑わない感じとか。そしてこの日、ほとんど寝ていなかったので、そんなすごいいい席で、途中何分か記憶をなくした。しかも結構大事なシーンで…。ここがないと謎解きが半分になっちゃんですけどー。ぎゃー。後で聞いたらそこは三宅さんの見せ場だったそうです。がっかり。