01.気球クラブ、その後(園子温監督)

まだまとまってないうえに言いたいことがいっぱいあるのですけど、ヒトコトだけ。永作かわええええーーーーーーーーーーーーーー!!!!
やっと「翳りゆく部屋」が頭を回らなくなってきました。観てから3日ぐらいは寝ても覚めてもこの曲が頭の中をグールグルしていて、それはもうあのラストシーンのせいに他ならなく。あの1つだけの風船のエピソードがなかったらこの映画は「フーン」で終わってたと思う。まず第1印象が「この映画、ENBUの卒制みたいだな」だったもんで(笑)。あんだけ人が出てくるのにおおこの子は自分、、、みたいな子がひとりも出てこないし。まぁ男子目線だからね。女子は当てはまらないよね。それに気球クラブ、暑苦しいし、意外に体育会系だし、つか暑苦しいし。だから、ああ知らない人たちの青春が終わっちゃうなぁーとか、冷めてみてた。なのに最後の最後であの永作ちゃんのあのシーン。もうずっと鳥肌が止まらなくて、背筋がブルブルしてんの。しかし、あんな美女で自分の方だけを向いてくれてる人と地上では向き合えない、気球の方に夢中な村上先輩っていったい…もったいないんすけど…。男って弱い生き物なのかなあーそんなに弱いのかなあー。そいでその後、気球を飛ばすシーンでもう。うわああああああ!て叫びだしたくなるほど淋しくて哀しくて。完全にやられました。気球クラブなんてプーンって感じだったのに、ほんとに終わっちゃったんだなって。一緒に風船を見送っただけなのに。