イヌの日(阿佐ヶ谷スパイダース)@本多劇場

阿佐スパにしてはわかりやすかったー。再演だからかしら?いろんな愛情の形があっていいんじゃないか。初演は観てないけど、お母さんが出てきたことでグッと物語に深みが増してるのはよくわかった。できたら後ろの方で観たかったなぁー。前の方だったので2階が良くみえんかった。圭史くんがパンフレットで書いてたけど、芝と孝ちゃんの会話はほんとめんこい。中山くんのあのちょっと抜けてる演技の原点はここだったのか。どうみても大人なんだけど子供。でも中津の菊沢に対する不器用すぎる愛情もすごいわかる。わかるというかわかりやすくできてた。あと特にセリフとしてはないんだけど、誰が誰のことがスキでーみたいなのがわかりやすくて、小学生ぽさが出てたね。それと子供の残虐さとエロさ。監禁メインの話なんだけど、いろんな愛の形の方に気を取られて監禁な感じが薄れてのはいいのかわるいのかわかんないけど、自分的には良かったです。終わったら2時間30分以上経ってて、そんなに長く感じなかった。いい緊張感だった。