横浜トリエンナーレ2005

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もう3年かぁ。前の時はクソ忙しくて1回も行けなかったので、今回は早めに1回目行っとこうぜ!ってことで早々に横浜詣で。天気はいいんだけど、風が冷たい。もう秋ですね。秋はいいんだけど、半袖じゃ寒いし長袖じゃ暑い。どうすりゃいいの〜!
山下埠頭の先にある会場は天気の良さも相まってなかなか気持ちが良いのです。平日の昼間に来れるのは学生さんと横浜にお住まいのナイスミドルなご夫婦、そしてなぜか背広ネクタイのサラリーマン。さぼってますね?ところどころにデッキチェアーがあるのでひなたぼっこしたりしてます。
全体的にアトラクション率が高い感じがします。アートサーカスというよりアート遊園地?「へぇ〜」とか「なるほどなるほど」っていう作品より、素直に楽しい!と思うような作品が多くて、いろいろ遊べました。あと、こういう展覧会には珍しく映像作品がなかなかおもしろくて、いつもは辛抱たまらず、チラリと見て出ちゃうんだけど、結構ジーッと一回りするまで見たりしてた。のんびり。場内は割と狭いかな?と思ったけど、見るのがいっぱいあって、余裕で半日つぶれてしまったよ。フリーパスを買ったので会期中に何回か行って再度見てみたいです。今回はガイドも聞かなかったし、パンフレットも買わなかったので。
そうそう。オレのNo.1は高嶺格の作品。すごいステキで何分でもいたいぐらい。また見に行きたいと思ってます。だけど暗くて四角い小屋の真っ暗な階段を登らないといけないので一瞬ひるむと思うんですけど、ひるまず勇気を持って登って欲しいです。目は暗闇にすぐ慣れます。
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夜は楽しみにしてた「ビュラン・サーカス・エトカン」。”「ヌーボーシルク(新しいサーカス)」と呼ばれるアート性の強い出し物”のサーカス、とかで、全く想像できない。果たして実際のそれは概念として持ってるサーカスが「動」とすると、「ビュラン・サーカス・エトカン」は「静」。すごく淡々とした美しいサーカス。あまりに淡々としすぎていて、すげえと思ってもどこで拍手をしていいのか、というか、すごいとさえその場では思えず、ましてやヒューなどと言う隙などはいただけず、ゆるーりゆるーりと進行されていく。でも楽しかったです。すごいα波が出た。公式のディレクターダイアリーを読むと、サーカスの小屋の建築がすごくたいへんだったことが書いてある。具体的にどこがどう建築基準をクリアできないのかはわからないのだけれど、見てる時にちょっと大丈夫かな?と思っちゃうほど簡易な作りになってるのでした。でも日本で上演できて良かったなと思う。短期間しか見られないけど、すごく美しいサーカス。
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帰りは中華街で飯を食いました。いつものお店で。名前がいつも覚えられないけど、そこは全部個室なのですごいリラックスしてご飯が食べられる。しかも美味しいしそれほど高くない。写真のたまごで巻いた春巻が超うまいのです。これが食べたくていつも行っちゃうんだよねぇ。あーおなかいっぱい。げふ。