010.安野モヨコ対談集 ロンパースルーム

安野モヨコ対談集 ロンパースルーム

安野モヨコ対談集 ロンパースルーム

天才に憧れているのだ。こう書いた時点でもう私は凡人なのだ。でも憧れが強いと「はっ!私って天才じゃん」などと思ってしまったりするのだ凡人なので。思いこみが激しいので。天才は努力なしでも大丈夫=努力したら天才ではありえない。あとめんどくさい。そういった意味で努力をするのが怖い。憧れってイヤあねぇ。凡人の脳内って恐ろしいですよ、解析すると。一歩足が踏み出せない理由がくだらない。そこを一歩「バカじゃねえの!やれよ!」と背中を足蹴りにされたい時にこの本を読むんです。誰も言わないからそんなこと。バカじゃない。大人なんだから誰にも言われねえよ。あんたのそんなくだらない思いこみには誰もつきあわねえよ。
効率はその時の一番の近道を選ぶことじゃなくて、出せるだけの道を出してから一番近い道を選ぶことなんです。それはいっぱい経験しないと得られないのです。急がば回れなんです。
こんなことを勢いで書いているのは多分読んだ直後だから。凡人は思いこみが激しいんです。