走れメルス−少女の唇からはダイナマイト!@シアターコクーン

2回目。おとうさーん!と、おさーとー!はこだまですよね?ってことに気がついてみました。前よりもじっくり言葉遊びを味わえました。ただ、ロングランすぎるのか、前よりもセリフが聞き取れないぐらい皆さんオツカレだったのが残念。だ・け・ど!古田新太はさすが劇団☆新感線なだけあって、彼は変わらず。すげえーなあー。六角さんが急病でお休みだったので6人の刑事だった。でも最後は7人いた。こわ!
最近、演技に着目して映画とか舞台を見てるから、演技するって体と心を解放して開け放っちゃって自由にしたることだよなーって思うのですよ。だから、筋読んで、先読みしたりして「うっわーやられたー」とかやってる分にはフツーに楽しめるけど、トべないっすよね。観劇ハイみたいなのはやってこない。頭とかからっぽにしてリアルタイムで役者さんと一緒に追いかけられる舞台はほんと楽しい。この舞台を見てると特にそれを思った。わかろうわかろうとしたらかえっておもしろくなくて、とにかく波に乗れ!って。そういうスピード感がある舞台だし。あーそうだ。ボードとかで新雪乗ってるときに気分が似てる。