バット男

楽日見てきました。サンモールとモリエールとトップスがごちゃごちゃになっている私です。シンジュクムズカシデス。
takakoさんに誘ってもらって見に行きますた。でもって「バット男」さん。水橋くんが出ずっぱりで、まさに熱演って感じでした。ただ、肝心な「バット」についてがよくわからなくて…。劇中、バット男っていうのは最弱者の象徴なんですね。で、バットを持ってるのに、それを振り回せない。自分を守ることしか(すら?)できない、そんな男っていう意味で出て来て、中盤、ほんまもんのバット男は死んじゃうのに、主人公・博之(=水橋くん)の心の中にはいるわけです。で、「なんでバット持ってないの?あげたのに。」とバット男に言い寄られているんです。バット男にはそりゃーなりたくないですよ、誰だって。それはわかるんだけど、なぜ博之が選ばれたというか、自分はそうならなくちゃいけないって思ってるのか、があんまり伝わってこない。あー今打ちながら思ったけど、自分は最弱者だって思ってて、それを打ち消してんのかしら、あれ。・・・って今気がつくぐらいのわかりづらさなんですよ。それに対する博之の友人・大賀(=伊藤高志)はバット男にバットを振り上げられる人なんだけど、彼が強いかっつったらそんなこともない。すごい微妙。水橋くんが熱演すぎてただただバット男になるのをイヤがってるようにしか見えない。そこが物語の肝だと思うのに、受け止められんくてゴメン。オレが悪かった。でも生・水橋(生八橋かよ!!)くんはかわゆかったです。スーツ似合うよねー。あと前髪があった方が萌えポイントが高いと思った。