ゆめにっき

好きだった人が夢に出てきた。彼は私に謝りに来たのだった。でもなぜか車椅子に乗っていて、どうやらそれは私の仕業らしく、それでも彼は自分が悪かったのだと謝りにやってきた。ただ、彼は彼女と手を繋いでやってきたのだ。それを見た私はものすごく逆上して、彼を罵倒した。もうほんとにそれはひとでなしかと言う勢いで罵った。謝らせたのも私なら、手を繋がせたのも私だ。そしてそれが気にくわなかったのも私。でもあの悲しいような切ないような感じはどこか知っているんだよ。