夜中のテレビで

今日は「ダンサーインザダーク」やるよ。終わるの5時過ぎだけど。年末だからいっか。
友達はとても物事を客観的に見る人なので「映画はハリウッド!」と言っていた。私はそれを言われるまでそんなこと考えたことがなく、入り込み具合で映画の良さを図ったりするようなタイプなわけで、観た後にぐちゃぐちゃ考えるのがスキで明らかに感情移入型。しかし、あまりに悲しいときには客観的になれるんですね。悲しくて悲しくて救いようがなくて、監督さんになぜこんな作品を作ったのか問いただしたい気持ちでいっぱい。何が描きたかったのか整理がつかない(この辺、まだ物語に移入してますけど)。親子愛?それとも救いようのない不幸?これを観て自分はまだ幸せだと思う心?でもビヨークの歌は良かった。ほんとに良かった。ミュージカル部分がすごくよくて、初めてミュージカルいいかもと思ったぐらい。工場の雑音がリズムになるところとか。ただ、その空想の中の色鮮やかな楽しい不幸の無い世界との対比が描きたかっただけなら本当に救いようがなくてやりきれない。